JR安倍川駅 改装工事いよいよ開始
■安倍川駅 完成予想図

■安倍川駅 完成予想図

 現在、安倍川の1日の利用者は約9,000人。平成18年に施行されたバリアフリー新法により、1日3千人以上の利用がある鉄道駅の改修が義務化された。
 階段が急で長く屋根がない、エスカレータ・エレベータが欲しい、ホームが狭い、車いすでの利用が不便、駐輪場が暗くて怖い、自転車の盗難が多い、駅前広場がなくバスの乗り入れもできないなど、寄せられてきた声は多岐に渡る。
 その後、調査や地元勉強会、再整備に向けた検討会等が行われ、平成23年には安倍川駅周辺バリアフリー基本構想を策定、東口広場、東西自由通路の整備が都市計画決定された。
 昨年10月から準備工事が始まり、平成27年度中の完成を目指して、いよいよ今年1月から橋上駅舎の改築工事に着手。完成すれば、階段も拡幅され緩やかになり、エレベータ・エスカレータも設置、ホームの拡張、東西バリアフリートイレも完備、駐輪場との連絡通路も繋がる。工事進捗によって周辺道路の交通規制(一方通行)が変更になるため、安全な工事のためには皆さんのご理解とご協力が必要。
 今後は、駐輪場の増設と監視カメラの設置、バス路線の開通、線路沿いの歩道設置にアクセス道のバリアフリー化、更には交番の新設まで要望があり、これら課題の解決へ向けても、まだまだ一層の取り組みを続けていく。
貯水管埋設で浸水対策 下川原地区

 平成15、16年の連続集中豪雨で下川原地区では延べ500戸に浸水被害が発生した。以来、市では浸水対策プランを立ち上げ、水門の修繕や下水道の再整備などを進めてきた。そして今回国道150号線の直下7〜11mに、半径4m、延長1,100m、貯留量13,200㎥(小学校のプール約35杯)の雨水貯留管を埋設する工事が始まった。丸子川橋下の交差点から南安倍川橋下の交差点へと続き、長田浄化センターから丸子川へ放流する。取水口は下川原二号雨水幹線、五号雨水幹線からこの貯留管へ取水。67mm/時の雨量に対応した丸子川を補完して大雨に備える。
 総事業費は約29億円で平成27年度末完成予定。

■駿河区下川原 平成15年7月浸水被害

■駿河区下川原 平成15年7月浸水被害

■駿河区桃園町 平成15年7月浸水被害

■駿河区桃園町 平成15年7月浸水被害

中島学区への交番設置

 県議に当選以来、中島学区から要望をいただいていた交番の新設。近年、県内の軽犯罪件数は減少傾向で改善が進んできたが、地域の治安には課題が多いのも事実で、静岡南署管轄では複数の交番機能が中原の交番に同居しており、市内に配置されている交番はいずれも手狭で借地のままだったり、老朽化が酷く耐震補強が必要なところも少なくない。
 今回新設する場所は中島小学校に隣接する旧150号線沿いで、元々は市の所有地。これを県有とするために、市が県から借り受けている土地を探し出し、財政当局間で等価交換してもらったことで、漸く実現に至った。
 行政の財産管理が一元化されていれば、もっと早く整備できたのではと感じており、これを機に相坂は、県市間で土地情報の一元管理を提言、相互利用の促進を図ろうとしている。
 新設する中島の交番は、今年度整備に着手し来春の完成を予定している。

静岡海岸への避難階段設置
■大谷海岸に新設の避難用階段

■大谷海岸に新設の避難用階段

 近年の養浜事業で次第に海岸本来の姿を取り戻してきた静岡海岸。湾岸線には太平洋自転車道が設けられ、海岸保全のために定期的に自治会等の清掃が行なわれており、夏には海辺づくりと称して各種の行事も開催されている。
 海岸美化の盛んな沿岸部、東西大谷の皆さんから寄せられていた海岸からの避難用階段の設置。国道150号バイパスと波打ち際の高低差が著しい静岡海岸では、これまで、緊急時迅速に避難すべきという対策が進められていなかったため、東日本大震災以来、順次こうした処置が取られている。大谷地区東側、中島地区などからも同様の要望が寄せられており、今年度も更なる整備を求めていく。
丸子川堆積土砂の掘削

 毎年のように寄せられる河川の底に溜まった土砂の掘削要望。今回は長田地区のほぼ中央を流れる丸子川で、近年の集中豪雨に備えて概ね67mm/時の雨水排水を完成しており、この地区ではかつての住宅浸水の反省から、堆積土砂への対応には多くの住民が関心を寄せている。
 地域から届けられる要望書が上流から下流までほぼ全域に及ぶなか、今年度予算の獲得と優先順位の選定にあたって、相坂は、県土木事務所の専門職員に同行を依頼し、地元自治会、市議の方々にもご協力いただき、3月17日現場調査を実施した。行程は最下流の水門から御前谷橋までの延長約7qで調査は徒歩。
 土砂堆積の実態は想像以上で、中には堆積した土から樹木が成長しているところまで見つかり、土砂掘削などの維持管理の不足が明らかとなった。更に、護岸工事による土砂崩れへの対応、曲線箇所では水流によって河床が深く掘り下げられている等、基礎工事による補強の必要性も認識された。
 限られた予算のなかで全域を一気に片付けることはできないが、それぞれのエリアの特徴を把握して、将来的には定期的な全域の掘削工事を実現したいところ。今年度は今回の現場調査を元に担当職員の方々と協議を行い、優先順位の考え方を確立して地元と共有し、対策を講じる予算措置について検討を重ねる方針である。

■丸子川の現況視察(3月17日)

■丸子川の現況視察(3月17日)

■丸子川堆積土砂現場

■丸子川堆積土砂現場